衛生管理の重要性

小児歯科

食べ物を良く噛んで摂取することは、子供から高齢者まで全ての人の健康の維持と病気の予防に大切なことです。また歯科領域で増加している歯肉など歯を支える組織の感染症である歯周病は、その炎症の悪い影響が他の臓器に波及することが脳卒中、糖尿病、関節リウマチ、心臓病など歯科以外の慢性の病気で知られています。 歯周病を持っているのに歯科治療を受けていない妊婦では胎児の成長が妨げられることもあるそうです。さらに最近の研究では、食べ物を良く噛むことが高齢者の身体能力や精神の働きに良い影響を与え、歯周病を持つ人では代表的な認知症であるアルツハイマー病になる確率が高いことが報告されています。歯周病を防ぐには、毎日の正しい歯磨きと歯科での定期健診が重要です。

大学病院など大きな病院では、歯科にも複数の科があります。予防歯科では、むし歯や歯周病の予防のために必要な正しい歯磨き法の指導や歯石の除去などがおこなわれます。保存科では、抜歯をしないむし歯や傷ついた神経の治療や歯周病の診断・治療が受けられます。 歯科の補綴科では、抜歯した場所を人工歯、歯に被せられるクラウン、人工歯をつないだブリッジあるいは人工の歯根であるインプラントなどを用いて治療します。口腔外科では、抜歯や口腔癌、顎変形症、骨折などの手術治療がおこなわれます。小児歯科では、乳幼児を含む小児に特化した診療を受けることができます。矯正科では、悪い歯並びをなおしたり顎の変形などを治療します。ご自分の希望や病状に応じた科を選んで受診されると良いでしょう。